無痛分娩の記録(備忘録)

先日、無痛分娩で出産しました。もうすぐ2歳になる娘が(怪獣ちゃんだしイライラしてしまう日もあるけど)かわいくて面白くて仕方ないから、新生児ってどうだろう、かわいいかなぁ…と思っていましたが、元気に産まれてきてくれた赤ちゃんもとってもかわいくて仕方ないです。本当に本当にありがたいことです。

 
覚えているうちに無痛分娩の記録を。
 
 
検診
検診で内診をし、子宮口の開き具合で「○日後に産もう」という感じで日にちを決めました。それより先になると、破水や陣痛がくる可能性もあるということで、予定日よりは少し早い日になりました。もちろん入退院の都合もあるので家族にも相談しました。
 
 
入院日(出産前日)
入院日の検診では子宮口が2cm。この日は背中に麻酔用のカテーテルを入れる処置をしました。
私注射や採血が苦手なので、この日はとても怖かったです。
まず点滴用の針を刺され、お尻にはカテーテルを入れるための麻酔、とーっても痛い麻酔の注射を打たれました。看護師さんに「注射したところ揉んでて〜」と言われ横になりながらモミモミしていましたが、ただでさえ、臨月のため、腰は痛いし恥骨も痛いしお腹は重いし…という状態で、横になって待っているだけでもツライ…という感想しかなかったと思います。
その後手術室へ案内されスッポンポンに。人生で初めての手術室です。これから背中にカテーテルを入れるというところで、どれくらい痛いのか、どんなことをされるのか、恐怖で仕方なかったです。先生を待つ間看護師さんに「痛いですか…?」と聞いたら、「今までの人だと、『さっきお尻に打った注射が一番痛かった、背中のはチクッくらい』と言う人が多かったよ。あなたの感想も終わったら聞かせてね!」と言われました。本当にチクッで済みますように…と祈っていましたが、私の感想としては、チクッ、ギュー、ゴリゴリという感じ。お尻の注射よりも痛かったです…(泣)
 
その後部屋へ戻って、ミーティングと夕飯を済ませゆっくりしていましたが、体に異物があるのが私としては居心地が悪く辛かった印象があります。前述したとおり、腰は痛いし恥骨も痛いしお腹は重いし、加えて腕と背中に針が刺さっている…「寝返りしても大丈夫だよ」とは言われたものの、何をしていてもどこかしら痛くて、「やっぱり普通分娩にすれば良かったかな…」と思ったほど。陣痛の痛みを忘れていたからかもしれませんが。
 
 
出産当日
出産当日は、まず朝6時、7時、8時と3回陣痛促進剤(錠剤)を飲みました。しかしそれでも少しお腹が張る程度で陣痛はきませんでした。そこで9時に再度陣痛促進剤を飲み、この時の内診で子宮口は3cm。点滴でも陣痛促進剤を入れ始めました。
「あーけっこう痛くなってきたかも…と思ったら教えてね」と言われていましたが、やっと10時半頃に耐えるのがツライほどの痛みになりました。
そして麻酔を入れてもらいました。「冷たくなるよ、その後お尻のあたりがじんわり暖かくなったら効いている証拠」と言われたとおり、背中からじんわり冷たくなり、5分くらいで痛みを感じなくなりました。脚は全体的にじんじん痺れてきたのですが、それも麻酔が効いている証拠でした。自分で脚を動かすことができず、触ってみたら全く感覚がなくて柔らかいマネキンみたい…当たり前ですが。
先生には「この後は出産に備えてリラックスね、寝てもいいよ」と言われました。第1子の出産で陣痛に耐えているときに「痛くてもいきまないで、しっかり呼吸して!頑張って息を吐く!」と言われたのを思い出し、きっとリラックスすることが子宮口をうまく開かせるのかな、なんて悠長に考える暇がありました。
 
それから子宮口が全開になったのが12時半過ぎ。先生が「よし、産むよ」と言い、バタバタとたくさんの看護師さんが一気に入って来て出産の準備を始めました。そして準備をしながら先生主導でいきみの練習を3回しました。いきみのコツとして言われたのは、深呼吸のあと顔ではなく腹筋に力を入れる、目線はお腹、ということ。
そのうちに夫も分娩室に入ってきました。まもなく先生がモニターを見ながら「じゃあ本番いくよ、お腹が張ったら教えるからいきんでね!」と言い、練習したとおり1セットやって、ふうっと一息ついていたら、先生が「見てみて!ほら!」と。見たら産まれていました。
赤ちゃんは一気に元気に泣いて…なんだか感動して私もたくさん泣いてしまいました。第1子の出産では夫が泣いていましたが、今回は私が泣いてしまったため夫は泣けなかったようです。
 
看護師さんが赤ちゃんをキレイにして包んで、一緒に写真を撮ってくれました。本当にかわいい穏やかな寝顔…本当に嬉しかったです。
そうこうしているうちに夫は外へ。分娩室の外で待っていた私の母と娘と産まれたての赤ちゃんと一緒に写真を撮ってもらったようです。
私は傷口の処置をされていましたが、突然点滴からとても痛い薬を投入されました。「うわっ、なんだー痛いーーー(泣)」と思ったのが最後、そこからしばらく記憶がありません。たぶん睡眠薬とか麻酔なのかな?数分後に夫が分娩室に戻ってきたときには処置はすべて終わって私はすでに寝ていたようです。
目覚めたときには1時間くらい経過していたようで、背中のカテーテルのチューブもいつの間にか抜かれていました。脚はまだ痺れていたのでストレッチャーで部屋へ移動。出産の8時間後の時刻まで立ってはいけないと言われました。最初はベッドの上で座るのは余裕だったけど、だんだん傷口が痛くなってきたので、麻酔が切れてきたことを感じました。立つ練習をする時刻になり、看護師さんに支えられながら少し歩きましたが、今回はめまいがけっこうありましたね(第1子のときはあまりなかった)。もちろん、無理はしなかったけど、今回は薬を使ったからなのでしょうか。
 
傷口はさすがに翌々日くらいまで痛かったけど、無痛分娩でリラックスした状態で産めたので、体の回復は早かったと思います。第1子のときは満身創痍…全身筋肉痛になり痛くて体を動かすのが大変だったので…。
 
 
感想
第1子は普通分娩、今回は無痛分娩。同じお産でも、全く別物でした。
第1子の出産は5月だったのですが、分娩台の上で陣痛に耐えている間尋常じゃないほど汗をかき、分娩用の服を取り替えました(体が痛くて動かせなかったので、看護師さんも途中で諦めて片腕しか着替えられなかったですが…)。「こんなに汗をかく人はいない、着替える人も…いない」と言われたし、陣痛の間私の手を握っていてくれた夫も「骨折するかも…と思った」と言うし、夫も筋肉痛になったと言うし、それはそれはすごい力を使ったのだと思います。出産しての第一声もたぶん「出た……」だったと思います。あまりに壮絶で感動する余裕はありませんでした。
今回は痛みがないので前述したとおりリラックスして産めました。出産費用は普通分娩の+10万円くらいと病院には言われており経済的負担が大きいのは否めないですが、これはこれで良い経験です。ちなみに今回の第一声は「(産まれてきた赤ちゃんに対して)よく頑張ったね」でした。余裕の有無がこれでも分かるかと思います(笑)
 
無痛分娩にすると義母に話したとき、「2番目なんて簡単に出てくるわよ、無痛分娩なんかにしなくても!」と言われました。友人たちからも、経産婦だと3時間で産まれたとか30分で産まれたとか、そういう話を聞くと、高いお金を出して無痛分娩にしなくてもいいのでは…と悩んだこともありました。もし普通分娩にしていたら…なんて想像してもどうなるものでもないですが、赤ちゃんが無事に元気で産まれてきてくれたということが大前提ですが、今回は無痛分娩を経験できてとても良かったです。
 
仮に第3子があるとして、経過が順調で選択の余地があるといいな…。
 
 

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