妊娠中の貧血(昔、鉄欠乏性貧血でした)

私は医療には全く関係のない人生を送っています、あくまで個人の経験談です。

 
 
私は中学生のときにひどい鉄欠乏性貧血になりました。血液中のヘモグロビンとか赤血球とかの量が正常値の半分以下で、そのため酸素が十分に運ばれないのでとても疲れやすく運動が十分にできないという状態でした。
 
鉄欠乏性貧血(てつけつぼうせいひんけつ、iron deficiency anemia, IDA)とは、体内にが不足する事により、充分にヘモグロビンを生産できなくなることで生じる貧血のことである。
赤血球は細胞内に血色素(ヘモグロビン;Hb)を含有しており、は血色素を構成する必須成分の1つである。血色素が酸素を結合して運べるのは、鉄の存在があればこそである。その鉄が体内で不足する事により、充分な血色素を生合成できなくなり生じる貧血である。
 
 
私は運動部に所属していたのですが、中学2年という体力的に全盛期となるはずだった頃でした。ウルトラマンみたいに3分で体力切れになり、試合にも出られない。当時はその原因が分からず、ただ思春期になり体力が落ちたのだと思っていました。走り込みをしてなんとか以前のように体力を戻したいと頑張りましたが全く改善されませんでした。
貧血が分かったのは中学3年のときに学校で行われた健康診断でした。結果が出たのは部活も引退した後だったので、強い後悔がありましたね。運動だけが取り柄のような時期だったので、スポーツテストの結果が悪かったのも部活でも後輩たちに抜かれてしまったのもとても嫌でしたね。
 
部活の話はさておき…。その結果「即、病院へ!!」となり、総合病院の内科へ。たまたまそのときの担当医師が血液専門みたいな先生だったので、詳しく診てもらえました。
私の血液中の数値を見て、「こんな状態で運動なんかできるわけないよ!」と言われました。目の下まぶたの内側も真っ白で、普通の人はここが赤いんだそうです。
やっぱり貧血のせいで走れなかったのか…と落ち込みましたが、同時に走れなかった原因が分かってホッとしたのも覚えています。
 
治療は鉄剤を毎日飲むこと。数ヶ月おきに通院して経過を見ながら、鉄剤は9ヶ月くらい飲んだでしょうか。飲むと気持ち悪くなるかも、という副作用があったようで、就寝前に飲むことを勧められました。
 
ちなみにこの貧血になっていたであろう時期、私は「氷が食べたい!どうしても食べたい!!!」という状態でした。真冬でも冷凍庫から取り出してボリボリ……。家族は、この子おかしくなっちゃったのかしら…っていう感じだったでしょうね。「いい加減にしなさい!」と何度も言われました。でも食べたい気持ちが抑えられなかったんです。
でも貧血の治療(鉄剤の摂取)を進めていくうちにだんだん「なんとなく、もうそんなに氷食べたくないかも…」と思うようになってきて、いつの間にか全く食べなくなりました。
後で分かったことですが、ある医療マンガ(テルっていうやつだったと思います)で、貧血になると氷などの変な食感?素材?のものを食べたくなる(氷の場合には氷食症と呼ぶそうです)という記述がありました。それで私の「氷が食べたくて仕方ない状態」も貧血のせいだったんだなぁ、と思いました。
 
それからというもの「氷が食べたくなる」が私の貧血かどうかのバロメーターになりました。中学3年で鉄欠乏性貧血が分かってから数年は、そのバロメーターに基づいて病院に鉄剤を貰いに行って対処していました。
 
前置きが長くなりましたが、妊娠中の貧血について。
前回の妊娠のとき、後期の8ヶ月頃でしょうか、突然氷が食べたくなりました。また貧血になった!と思い産婦人科で相談しましたが「妊婦として血液の状態は正常、ただ妊娠中は妊娠していないときに比べたら貧血の状態」と言われ、これに関しては投薬はナシでした。でも出産したら氷食症の症状はすっかりなくなっていました。
そして今回、妊娠8ヶ月になり、やはり今また「氷が食べたくて仕方ない」状態になっています。産婦人科での血液検査では何も言われていないのでたぶんまた妊婦としては正常なんだと思います。
 
 
人間の体って本当に不思議。なぜ貧血になると氷が食べたくなるのか。血液と氷…素人目に見て全く接点がないのに。
 
また出産したら氷食症も治るんだろうな!
 
 
では。